D・カーネギー『人を動かす』
この本は、一言でいうと
「人間関係についての実用的な教科書」です。
人間関係の築き方を教えてくれるところはまずないですよね。
学校でも、塾でも家でも、
どのようにすれば良い人間関係を築くことができるのか、
逆にどのようにすると悪い人間関係が築かれるのか、
教えてはくれませんよね。
そのためか、
4月に毎年ニュースになるのは、
新入社員と上司の関係性についてです。
どうすればお互いに仲良くなれるのか
そこをまず気にする人が多いのでしょうね。
悩みを抱えている人にこそ、
この本を読んでいただきたいです。
なぜこの本がおすすめかというと、
すぐに使うことができるものが多いからです。
私が、すぐに取り入れようと思ったものを一つご紹介させていただきます。
それは、「人の名前を覚える」ことです。
「人間にとって、自分の名前がもっとも甘美かつ大切な音」なのです。
これを読んで、私は普段の仕事で電話をかける際、
まず相手の名前を呼ぶことにしました。
「○○さん!お世話になっております!」といった感じです。
ちなみに、これまでは、
「あっ、お世話になっておりますー!」でした(笑)
これを実行すると、
自分も名前を呼ばれるとなんとなく親近感が湧いていたのだと実感しました!
電話で「○○と申します。」と自分が名乗ると
「○○様、いつも大変お世話になっております。」と返してくれる銀行の方が多くいらっしゃいますよね。
非常に心が穏やかになる瞬間です(笑)
さらに、気が付いたことがありました!
それは、結果を残している人は、
相手の名前をしっかり呼んでいるということです。
ぜひ、皆さんの職場で結果を残している人の言葉に耳を傾けてみてください。
ほぼ必ず、名前を呼んでいて、
「ねーねー」みたいなことは言いません。
明日の職場が楽しみですね(笑)