原田まりる『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた』
哲学を難しく考えていませんか?
こちらの本を読むと、
いかに哲学が実生活に生きるかを実感します。
私は、もともと倫理が好きだったので、
心理的抵抗は全くなく、
こちらの本をよむことができました。
倫理や哲学に壁を感じる方に
ぜひ読んでいただきたい一冊です。
哲学の知識を実生活に絡めて
非常にわかりやすく説明してくれています。
受験生の方にもおすすめの本です。
こちらの本で私が一番惹かれた文章をご紹介させていただきます!
「死ぬまでは自分の人生がどういうものであったかは
断定できない未完成な状態」
だということです。
この言葉を目にした途端から、私の考え方は大きく変化しました。
要するに、
人生の多くの選択が合っていたか、間違っていたかは
死の瞬間まではわからないということです。
普段、ああしておけば良かったとか
こうしておけば良かったなどと思うことがあると思います。
しかし、
その思ったことが正解かどうかなんて
考えなくていいということです。
死ぬときにしかわからないんですから。
この言葉で私は転職を決心しました。
この転職が正解か不正解かなんて、
死ぬ瞬間にしかわからないのです。
とにかく自分が正解だと思う道に進むのが良いのです。
後悔のない瞬間を生きましょう。
後悔のない人生を生きましょう。
考えなくていいのです。
命が終わる瞬間にしか答えは分かりませんから。
その他にも、人生において
参考になる文章がたくさんございます。
ぜひ読んでみてください!!!!